この世のどんなものにも、誕生し、発展し、定着する歴史があります。 お祭りのシンボル提灯も、例外ではありません。
元々今で言う懐中電灯として作られた提灯。 その材料ですが、障子紙に竹ひご、というのは見た目でイメージが湧くと思います。 しかし近年では、プラスチックス製の薄いシートに小さい電球というものが多く、 万が一燃えることがないよう安全を配慮して改良されています。 歴史の一つですね。
また、提灯を使う文化は中国にもありますが、こちらも日本と同じく 照明としてよりも宣伝としての用途が多いです。 そんな中国の提灯は技術や文化の差か、折りたためるものが案外少なく、 近年になってようやく折りたたみのものが浸透してきたのです。 歴史の一つですね。
モノに歴史あり。たかが提灯、されど提灯。 過去があってこその今の提灯だと思うと、感慨深いものがあります。